耐震補強工事とその診断データについて

耐震補強工事

日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協、東京都千代田区)は、8月27日、2006年4月1日~2015年6月30日の9年3ヶ月の期間で実施した耐震診断のデータをまとめて発表しました。

また、耐震診断のアンケート結果をまとめ、補強工事・実施率・工事内容について集計・分析した内容を発表しました。

「どんな耐震補強工事をしましたか?」

どんな耐震補強工事をしましたか?
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アンケート結果では、補強工事をした人のうち85%の人が「内壁補強」を行っています
補強工事をした人の殆どが主に「壁補強」を行い、他にも築年数・年代に応じたオプション工事を行なっています。
次いで多かったのは、壁補強で強くなった壁を支えるために必要になる「基礎の補強」(36.51%)でした。

また、古い住宅ほど「屋根の軽量化」の実施率が高いことも分かりました。
古い住宅ほど壁の量が不足しているので、屋根の軽量化が必要と考えられます。