梅雨の湿気対策、出来ていますか?

これからの季節、室内の湿気にお悩みの方は多いのではないでしょうか。
気象庁によると、湿度の平均は最も低い時季で1月の58%、高い時季だと6月は78%、7月はなんと80%にまで上がるそうです。

湿気を放置しておくと、じめじめして不快なだけではなく、暮らしに様々な悪影響を与えてしまいます。
 
 

湿気が住まいに与える悪影響

湿気

カビ
6月、7月は湿度だけでなく気温も高くなります。
湿気と気温のコンボで気を付けなければならないのが「カビ」です。
カビは見た目に不快なだけではなく、胞子を吸い込むことでアレルギー疾患や感染症など、健康に悪影響を及ぼします。

結露
冬だけでなく、梅雨の時季にも結露はおこります。
閉め切ったままにしていたクローゼットの中が湿っぽくなり、気付いたらカビが生えていた…なんてことも。
窓や壁が結露で濡れてしまい、壁にまでカビが発生してしまうこともあります。

害虫
この時季はだんだんと暖かくなり、害虫も活発になってきます。
湿った畳、布団などにはダニが発生しやすく、アレルギー疾患や皮膚疾患の原因になることも。
また、食べ物が腐りやすくなるためコバエも発生しやすいです。
 
 

湿気対策を始めましょう!

収納を閉めたままにしない
シンク下の収納や、クローゼットなど、普段閉じたままにしてしまう所は湿気もこもりがちです。
こまめに開けて、空気を入れ替えるようにしましょう。
また、月に1回くらい、収納してあるものを一度全て出したり、物を詰め過ぎないようにするのも大切です。

湿ったものはしまわない
朝起きたばかりの布団や、一日着ていた洋服などは、汗を吸って湿っていたり熱がこもっています。
しまう前に一度、風通しの良い所などで乾かしてからしまうと、湿気が軽減されます。

空気の通り道を作る
湿気がこもり、結露やカビが発生するのは、空気の流れが止まってしまっているのが原因です。
いくら収納の扉をこまめに開いていても、部屋自体を閉め切っていてはあまり効果を期待できません。
天気のいい日に窓を開けたり、扇風機を活用して、部屋の空気を循環させましょう。
 
 
湿気対策は、今すぐ始められる簡単なものばかりです。
湿気を追い出し、快適にすごしましょう!