家を建てるなら、消費税増税前に!

増税平成28年11月の税制改正により、消費税率の8%から10%への引き上げが、平成29年4月1日から平成31年10月1日に変更されました。

住宅は高額なため、消費税率があがると購入時の負担にも大きく影響してきます。
特に、家づくりの場合は、計画スタートから引き渡しまでに1年ほどかかる場合も多く、気付いた時にはもう間に合わない!なんてことも。

そうならないためにも、新税率適用のタイミング、家づくりにかかる時間、いくらの消費税がかかるのかを確認しておきましょう。

新税率適用のタイミング

平成31年、10月1日以降に引き渡しをする住宅は、既存の8%ではなく、新たな税率10%が適用されます。
10月1日までに契約をした住宅、ではないため注意が必要です。

ただし、注文住宅など、請負契約を行う場合については、新消費税率適用の半年前(平成31年3月31日)までに請負契約を締結した場合に、旧税率が適用される経過措置がとられます。
この場合は、引き渡しが平成31年10月1日以降の引き渡しになっても構いません。
 

家づくりにかかる時間

家づくりにはお金だけではなく、多くの時間も必要になってきます。
例えば、工務店で建てる場合には、計画の開始から入居まで約11ヶ月ほどかかる場合が多く、遅くとも平成30年11月には家づくりを始めなければなりません。
また、上記のスケジュールには土地選びや依頼先の検討時間は含まれていないため、実際にはもっと早くから動き出す必要があります。
 
 
過去、5%から8%へ引き上げになった時には、駆け込み需要により依頼が増え、一部で工事が遅延したり、工事費の上昇などがありました。
8%から10%への増税時にも同様のことが起きる可能性があります。
今家づくりを検討している方は、余裕をもって計画をスタートしましょう。