音環境と睡眠の質

睡眠

日本では国民の25%以上が睡眠障害を抱えており、
自覚していない人も含めると、
さらに多くの人が睡眠にかかわる健康に
問題があると言われています。

日本人の睡眠時間は年々減少し、
1960年には約8.4時間だったものが、
最新の調査では約7.5時間と
短縮傾向にあるそうです。

また、20歳以上の20%近くが
睡眠で十分な休養がとれていないと感じているようです。

睡眠障害を引き起こす原因にはさまざまなものがありますが、
本コラムでは眠りを妨げる騒音にスポットを当てて、対策を考えてみたいと思います。

眠りを妨げる音

交通や隣家など外部からの音、そして案外うるさいのが家庭内から出る生活騒音です。
チャイム、ドアの開閉、トイレの水洗、電話、静かな中でのスイッチ音、
掃除機、洗濯機、換気扇や電子レンジ、キ-ボ-ドを叩く音などもあります。

突発的な音に反応してしまうことはもちろん、
弱い連続音でも急に停止して静かになれば覚醒反応が起こる場合もあります。
このような生活音で眠りが中断される場合、睡眠の質を低下させ、
次の活動に影響を及ぼすため、決まって目覚めてしまうものには対策が必要です。

騒音を防ぐために有効な手段

交通や隣家など住宅の外部からの騒音に対しては、窓を二重サッシにするのがお勧めです。

住宅内の騒音に対しては、日本建築学会 設計指針によると
玄関ドアやピアノなど、音源となるものがある場所
と寝室の間にダイニングキッチンを配置する
のが有効とされています。